S2Buriのファーストインプレッション

そのコンセプトに非常に感銘を受けてこうしてウォッチしてるわけですが、最近やっと実際に試してみました。
で、そのファーストインプレッションは...

  • XPDLの設定、定数アノテーションの設定などの関係が非常にセンシティブ。で、ちょっと間違った設定をすると、解析しづらいエラーになる。

(例)

org.seasar.buri.exception.select.BuriManySelectProcessException: [EBRI0020]同名のActivityがあるのにユーザ情報が無いため○○フローでActivityが複数選択されました

と表示されることがとても多いんですが、実際にユーザ情報の有無が問題なのではなくて、単にActivityが絞りきれなかっただけのことがほとんど。「対象Activityが複数選択されました」程度のメッセージでいいんじゃないかと。

また、対象Activityが見つからない場合にヌルポになることがありますが、これもなれるまで何が悪いのか非常に解析しづらかったです…。

  • どこをどうやったら、どこのステータスにデータがとどまって、どうやったらそこから進むのか、というのがわかりづらい。

非常にシンプルなフローで試行錯誤しているのですが、その試行錯誤のフィードバック結果がいまいちつかみづらいのです。
状況を整理するために「○○したら○○になる」という裏づけを少しずつとっていこうと思っても、たとえばあるメソッドの定数アノテーションをちょっと変えてみると、まったく振る舞いが変わってしまったりするので、ぜんぜん整理ができないのです。
だから、何がどうわかりづらいの?といわれても、こうだ!と提示できないわけで。
今は整理するのはあきらめて、とりあえずやりたいことができる状態をつくりあげようとがんばっているところです。


今までに、かれこれ8時間近くつぎ込みましたが、サンプルとは違うシンプルなフローを組み立てて、自由にデータを流すところまでたどり着けてません。


やっぱりドキュメントを読むだけじゃきついですね。
各設定でのノウハウとかやっぱりあるじゃないですか。ここでこうやっちゃうとこうなっちゃうので注意せよ!とか。
やっぱり勉強会にでるしかないのかな....。