IntelliJ IDEAの細かすぎてわかりづらいGroovyサポート:メソッドシグネチャのホバー表示
メソッドコール部分をホバーするとAPIドキュメントを表示してくれるのはIDEとして普通のことだけど、 Groovyのような言語ではメソッドシグネチャで型を明示指定してないことが良くあります。 そういう場合でも、呼出先で使われるプロパティやメソッドなどを使ってどんなオブジェクトを期待しているか、可能な限りわかりやすく表示してくれる。
と、言葉で書いても何を言ってるかわからないだろうから、例を書くと
def hoge(foo, bar, String baz) {
foo.name = ""
println foo.value
bar.toString()
baz.toString()
}
def zzzz() {
hoge()
}
というメソッドがあるときに、zzzzのhoge()の上でカーソルをホバーしてみると(自分の環境だとCommand押しながらホバーでした)....
String hoge (foo.[name, value], bar.toString(), String baz)
と表示されます。
わかります?
- fooはnameとvalueというプロパティが使われてるので、そういうオブジェクト渡せよ
- barはtoString()メソッドが呼ばれてるので、そういうオブジェクト渡せよ
- bazはString型のインスタンス渡せよ
ということが分かります。
長いメソッドだと色んなプロパティ・メソッドが列挙されすぎてすごいことになるんじゃないか!?と心配になりますが、さすがに3つめあたりで省略記法になるようです。
Object hoge (foo.[name, value, ...], bar.toString(), String baz)
インテリジェイアイデアすごい。