車輪の再発明
ちょっと前まで何か欲しいものがあったら自分で設計して作ってしまおうと気持ちが強かったのですが、ここ最近色々オープンソフトウェアとか公開されているノウハウに触れる機会が多く、考えを改めさせられています。
というのも、そんなものはとっくの昔に誰かが作っていて、しかもオープンソフトとしてコミュニティによって磨き上げられていたりすることが非常に多いわけです。自己流で中途半端なものを作ってみても結局は自己満足にしかならないわけです。作るのは楽しいけどそれだけ。確かに使って便利だけど、もっと便利なものが既にある。
いざとなったら自分で作ることができる、簡単なツールならぱぱっと自分で作ることができる、というスキルは当然非常に大切です。また、すでに高機能なモノがあったとしても、ごてごてしすぎてもっとシンプルな機能でいいのになぁとか思うときは、自作してもいいかなと思います。
でも、大半は既存のツールで十分満足できるんですよね。
というわけで最近では、それなりにパワーをかけてモノをつくるときにはまずはそれだけの価値があるモノなのかをきちんと評価して、それからとりかからねばならないなぁ、と思っています。まぁこう書いてしまえば当たり前のことですが。
あ、それって○○でもう実現されてるのに…、というようなツールをがんばって作っている人を見て、そんなことを思いました。
自分の中では、今は、
- 既存のモノからその設計/実装を学ぶ
- 既存のモノの使い方を学ぶ
- 既存のモノのブラッシュアップに貢献する
- 既存のモノを実業務に導入する
というフェーズだと思ってます。
とかいいつつ、そのうちツクル欲が強くなってきたら、またどうでもいいものを作り出してしまう気もします。