JavaOne 2017 レポート 10/6 Day-6 帰国日&総括

さて、帰国日。 JavaOne 2017レポートも今回で完結です。

観光ウォーキング

今回の往復空路は羽田発着JAL便。 出発は16:05 SFO発なので、飛行機の時間まで結構時間があります。 ホテルのチェックアウトリミットは12:00ですが、ギリギリまで引きこもってるのも勿体無いですし、今回は全然観光してなかったので、チャイナタウン経由のフィッシャーマンズワーフ往復ウォーキングを強行してみました。

ユニオンスクエアの横、ケーブルカーの通る道路を北に向かいます。

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チャイナタウン。時々道端にウ○コがあるので注意が必要。

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途中にある公園にある綺麗な建物。

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フィッシャーマンズワーフ到着。アシカや遊園地のあるPier 31から、

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西の方に歩いて行って、

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お昼はIN-N-OUTで。 激混みでしたが、なんとかゲット。チーズバーガー美味しいです。

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IN-N-OUTの待ち時間でだいぶ時間を消費したので急いで戻ります。 なんか上の方を指さしてる家族連れがいたので、つられて見たら飛行機パラシュート部隊らしき何かがクルクルしてました。1

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歩いた軌跡はこちら。

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現地に溶け込むスキル高い方とのご挨拶

ホテルに戻ってスーツケースを受け取って空港へ向かおうとホテルを出たところで、通りの反対側で上下スウェット姿でタバコを吸っている現地の人に「ナカノサーーン」と声をかけられましたが、よくみたら寺田さんだったのでおつかれさまのハグをしてお別れしました。

一発逆転のコイン消費行

アメリカのコインですが、種類も多いし、大きさと価値が比例してないし、数字が書いてないやつもあるし、書いてても小さくてみづらいしで、いつみても全く使える気がしません。 今回の滞在ではクレジットカードをメインに使いましたが、どうしても現金が必要な場面では紙幣を使っていたので、やはりそれなりに小銭ができてしまいます。

最終日の朝に少しは消費してみようと、スタバで朝食買うときにコインを出してみましたが、$8.50 (うろ覚え)に対して、紙幣で$8と5セントコインを出してみましたが($8.05)当然たりず2、店員のお姉さんに「この中から選んでくれ」とコインを一通り出してみたら、よりによって一枚だけ紛れ込んでいた1ドルコイン3をピックアップされてしまいました($9.05)。 お釣りは55セント。これがジャラジャラとコインで帰ってきます。 使うどころかむしろ増えました。なぜだ。

次のコイン消費チャンスは、クリッパー(SUICA的なやつ)への帰りのBART代チャージ。 しかし、BARTの券売機が史上稀に見るひどいUIなのと、後ろに並ぶ人たちのプレッシャに耐えかねて、適当に入れてチャージしたら、なんとお釣りで大量のコインがジャラジャラと出てきてしまいました。 実は焦って1枚多めに1ドル紙幣を入れてしまったのですが、チャージ指定した金額をさっ引いた額が全部小銭で帰ってくるというミラクル。ジャックポットかよ。 合計1ドル以上のクォータ(25セント)コイン+αがジャラジャラと釣り銭口に溢れ出して泣きそうです。 財布もパンパンです。

もうダメかと諦めてましたが、飛行機のチェックインが早く終わり、ふと見ると保安ゲートの前にコーヒー屋さんがあります。

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ここで可能な限りコインでコーヒを買えれば勝つる。 正直なところ店員さんにとっては迷惑な話ですが、レジも空いてたし、先に「全部コインで払ってもいいですか?」と聞いたら笑顔でOKしてくれたので大丈夫なはず。 結論としては、手持ちのコインをほぼ全部つかってコーヒー一杯の購入に成功しました。

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最後まで残ったdimeという謎コインは店員さんへの感謝を込めてレジのビンに入れて、晴れて全てのコインを消費しました! なお、あとで調べたらdime=10セントでした。何度調べても覚えられない。

総括

さて、今回のJavaOne全体をざっくりまとめてみます。

技術

気になったキーワード

  • Jigsaw
    • Java 9の目玉ですし、既存プロダクトのマイグレーション方法とか気になりますし(そして結構面倒そう)
  • Project Amber
    • パターンマッチっぽいシンタックスとか、またベイパーウェア的な感じかと思いきや普通に18.3から一部入ってくるっぽいしヤバい
  • Graal
    • 日本語情報早よ
  • TestContainers
    • docker-compose使ってテスト環境作ることが多いですが、今の「先に手動でdocker-compose upしてからテスト」みたいなやり方を全部テスト側からコントロールできるっぽいので便利そう。
  • Microservices/Container/Kubernetes
    • とりあえずこの辺に関するセッション数はかなり多かったし人気だったし、やたらと単語が登場したので今ホットらしい(今頃かよ的なツッコミもあるとは思うけども)

Groovy/Grails

今年はGrailsのセッションはありませんでした。 というか、Webアプリケーションフレームワーク自体のセッションがほとんどないです。 見かけたのはVaadinぐらいかな? ふつーのWebアプリフレームワークについては、もう一通り落ち着いた感じがしますね。

Groovyの方は、タイトルに冠したセッションは3つで、そのうち2つ聞きましたが、セッション内容については前日までのレポートの通りです。

一方、Kotlinをタイトルに冠したセッション数は9件で、ALT Java言語系ではダントツだった気がします4。 セッション的には、Kotlin >>>> Scala >= Groovy 的なイメージ。 Android勢の基盤を確固たるものにしつつ、この勢いでどこまでいけるのか健闘を祈っております。

今回は大山さん・櫻庭さんとご一緒させていただくことが多くて、美味しい食事が楽しめました。 一人でレストランとかバーとかにいくのが難しいハート弱い系なので、大変助かりました。 あと、色々ごちそうさまでした。 なお、今回ビールについては、IPAを中心に攻めましたが、いずれもたいへん美味しかったです。

英語

6年ぶりのJavaOneは相変わらず楽しかったですが、自分の英語力のアレさ加減に打ちのめされて帰るという定番コースは今年も覆せませんでした。 以前よりも聞く方はだいぶマシになってきたなぁという実感はありますが5、ある一線を越えないと五十歩百歩感が否めないというか、「英語聞けますよ枠」に行くにはまだまだ努力が必要です。 しゃべる方はむしろ全然練習してないのでまあボロボロです。 頑張ろう。

その他

今回、JavaOneのレジストレーション後にもらえるオマケが、毎年恒例のリュック&Tシャツ、の2つだけでなんだか寂しい感じです。 JavaOneとして独立した会場&野外ラウンジがないとか、食事と一緒にドリンクがつかないとか、コーヒーとドリンクが午後1回の配給だとか、無限ビールが一晩だけとか、経費削減感がそこかしこに感じられて若干不安な気持ちが頭をもたげます。 ただ、ランチの味は以前の記憶よりもマシになってる感じがしました。 サンドイッチ系はパンがごつくてつらいこと以外は味は普通に楽しめた気がします6。 なんとなく。

さいごに

というわけで、総評として大変楽しいJavaOneでした。 また来年も行きたい!

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  1. skrbさん情報により訂正

  2. $8.5(0)になるかと錯乱してました。

  3. 1ドル紙幣が存在するくせになんで1ドルコインが存在するのか…。

  4. なお、"Scala"をタイトルに含むセッションは5件。ちなみに"Gradle"は6件。

  5. 相対的に以前がどんだけ酷かったかという話もありますが。

  6. ただし、最終日に食べたキムチ入りの謎のロール状食物は食べられなくはないものの味はアレでした。