タイトルからはわかりづらいけど、要はSpring Rooのセッションです。
スピーカは、最近GDDにも出没したらしいBen Alex(ホント?)。
- Java開発者向けの、使いやすく、拡張しやすい、テキストベースのRADツール。
RADとは【Rapid Application Development】
ソフトウェア開発技法の一つ。プロトタイプと呼ばれるシステムの完成イメージを何度も制作、評価し、プロトタイプを次第に完成品に近づけてゆく手法。http://e-words.jp/w/RAD.html
- Rooが必要なのは開発時だけ。実行時には不要。ロックインされない!
- Rooは、Passive GenerationとActive GenerationのHybrid Code Generator
- Passive
- 一度限りの生成(例:getter/setter生成)
- 生成物は小規模で、手動編集も容易
- Active
- 開発中に(元ネタファイルを監視していて)自動的にファイルを更新していく
- 一般には特殊なビルドスクリプト、不自然な型モデルを強いられたり、ロックインされがち...等々
- Passive
- Rooは、エレガントなActive Generationを実現!
- SpringSource Tool Suite(略称STS)を使うのがお勧め
- RooのシェルのUIは結構がんばってます。
- TAB補完がすごい。コマンドやオプションやクラス名などをガンガン補完してくれる。
- hintコマンドがすごい。次に何をすると良いかアドバイスしてくれる。
- コマンド実行でエラーになったら、実行前までロールバックしてくれる。安心して試せる。
- ディレクトリ構造はMaven2互換
- 最初はプロジェクトのpackagingタイプは"jar"だけど、Web層の機能を追加したら自動的に"war"になる
- マルチプロジェクトは未対応。1.2から対応予定。
- AspectJやSpringは単にデフォルトで使ってるだけ。全てがオプショナル。取り除くことも追加することも自由。
- フルセットのエンタープライズWebアプリをつくった場合、warファイルのサイズはだいたい〜13MBぐらい。小さいよね?
- (STSを使ったデモ)
- Web層のサポート
- Spring Rooに依存しないようにするのは簡単
- Spring 3.0.x GAに対応したRoo 1.1.0 リリースも間近に控えてる
- 9月頃に1.1.0.M4 (2010/9/30現在はまだ1.1.0.M3だけど・・・)
- 10月頃に1.1.0.RC1
- 1.1.0.RELEASE(GA) 10〜11月頃
ということで、まとめとしては、
こんなところで。