ぶり祭 2008

厳選な抽選の結果運良くあたったので行ってきました!!

Buriに至る経緯を知ろう!

  • ERDレッスン本と、WEB+DB Vol.33 を嫁
  • 〜色々あってばっさりと略。〜
  • 90年後半から色々と技術的な試行錯誤してきたわけだけど、業務システムの観点では・・・
    • 実は何も変わっていない
      • アーキテクチャの進化の恩恵に浴することが出来ていない
      • 今のテクノロジで、きちんと業務システムを作ると言うことを考える
      • そろそろ、試行錯誤は一段落しようぜ
    • では業務システムとは何か?
      • データと、それを扱うロジック群
      • 業務の一環としてのUI
      • UIとデータの分割されている:プレゼン層とRDBMS
      • 残るはロジックの分割統治!:DIxAOP
  • ロジックって何?
    • 結局「分岐」=IF文
    • 業務システムにおけるIF文とは?
      • フロー(AならBする)、ルール(Aなら5%)、バリデーション(AならNG)
    • 仕様変更で特に困るのはフローの変更
    • 種類別に分割統治を考える
  • フローって何?
    • あるデータの状態を判定して、処理の流れを変える
    • そのために必要なのは、状態の保持、状態の判定
    • これをまとめて一括管理するのが「Buri
  • 従来の実装では
    • 従来は、フローの実装にデータ構造が依存してしまっている
  • 開発プロセスとの絡み
    • 業務フローはどのタイミングで決まるのか?
      • 基本的には要件定義
      • 正確には、要件定義の前の「新業務策定」
    • 従来の方式実装に入ってから気づくようでは困る
    • Buriに求めること
      • 要件定義の成果をそのまま生かせること
      • 変更に対して柔軟であること
  • 「業務システム」というものを考えない限り、Buriは分からない

Buriの基本を知ろう!

  • Buriの基礎の前の前提
  • 以上に自信がないなら、Buriには絶対に手を出さないこと
  • 実務レベルではconditionだけで十分
  • 扱っているエンティティの種類ごとにフローを分けて書くこと!
    • 実際には、UIがフロー間のブリッジとなっている。前フローのデータ+入力データを元に新たなエンティティを作ったり。
  • ワーク・ステート・エンジン、改め、エンティティ・ステート・マネージメントシステムにしちゃう?
  • スタロジでは権限管理はどうしている?
    • 画面上で行うので、Buri上では権限管理していない。フローと混ぜるとややこしくなるので。
    • 画面遷移関係や権限管理はBuriではノータッチ。状態遷移に特化している。
  • たまたまGUIツールがあったという理由でXPDLの用語を採用してるから分かりづらいよね
  • エンティティ変更時とかで、Buriで同一ステータスへの自己ループのフローを通すのと、Buriを介さないで直接データだけ更新するのとだとどっちがいい?
    • スタロジは前者! 「全部Buri通した方がシンプルだよね」「履歴がBuriに残る」→ERDがシンプルになる
    • 画面作る側からすると、toNextStatus()を呼ぶだけでよい、と覚えればいいので、全部Buriを通すのが楽。

BuriエディタがOSS化!

  • JaWE、JPEdとか遅いし、UIもひどい。開発者は自分で使ってないだろ−。
  • Air版とFlash版
    • Flash版だとXPDLをコピペする方式w
  • Buriエディタのゴール
    • XPDLでBuriが使う部分をサポートできれば、そこまでとする。
      • どのくらいかかるかは未定・・・

Buriを使う場合の設計のキモを知ろう!

  • 既存のシステムにBuriを適用させたことは?
    • ない。下から丁寧に積み重ねないとだめ。既存のつくりにBuriだけいれても無駄。全体最適
  • スイムレーンとかいらないよね?
    • 空いていると不安になって、ホントはいらないのに仕事を作り出してしまう。
    • 少なくとも先に書いちゃだめ。

ギョイゾー!に感動しよう!

すげーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
ブリスタかっちょいいなぁ。Flex/AIRのUIいいなぁ。


本番中に感嘆の声が上がらなかったのは、内容の肩すかし感とかいうよりも、単にプレゼン上の問題かと思った。

ちょっとイヤらしい感じになりますが、ためてためて盛り上がりどころをつくって、
「ほら、これどうよーー!?」
とかやると、普通に
「うぉぉぉぉ!?」
とかいってたと思う。

さいごに

個人的に1コマ目の「Buriへと至る経緯」がおもしろくて非常にタメになりました。


終わった後の懇親会にとてもとてもいきたかったのですが、ここのところ体調が思わしくないので大事をとって直帰しました。
無念・・・。